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べとりちょ! 猫と暮らす 獣医学生

九州で猫に励まされながら獣医の勉強をしています。 今の日々を10年後思い出せるように、頑張って更新していきたいです。

李徴スーパーアニバーサリー

今日は李徴と初めて出会ってから六年目の記念すべき日です。

あれからもう六年も経つのかあ。

早いなあ。

 

あの時もこんな感じの、降っては止み降っては止みの雨の日でした。

定期テスト週間で早帰り日程、

学校でおともだちと半分ふざけながらお勉強して、

一足先に帰ろうとしたら。

 

見ちゃったんですよ、

公園予定地のぬかるんだところで、

カラスが何かツンツンしてるの…

 

近づいていったらまさかの子猫で!

今の所人生で一番正義を振りかざした瞬間だと思います。

あれが正しかったのかはいまだにわかりません。

私にとっては、一生揺るぎ無く正しいですが。

 

りっちゃんに初めてあげたのはコンビニで買ったカツオまるまるこれ一本みたいなやつでした。

運動嫌いの私ですが、あれはいいタイムが出てたと思います。

 

高校から駅までの坂を下りながら、友達とよくわからない興奮が湧き上がってきたのを覚えています。

 

自分の掌に収まる命が私にかかっていること、上手くすればこのボロ雑巾と暮らせるようになるのだということ

 

小学校の時から猫と暮らしてみたかった私には、まさに好機だったのです。

 

私の家は高校から電車で乗り換え挟んで一時間の所に住んでいたので、

手提げカバンの中身をすでに満杯のリュックに詰め込んで、

底にそおっと李徴を入れて、一緒に帰ってきました。

 

病院で先生に、今夜が山場だと思いますって言われた時、

「そんなことあるもんか〜」って李徴が大きな声で鳴いたのも、覚えてます。

 

さっきまでブルブル震えてたくせに、どこにそんな力が。

李徴は強い子です。

 

あれからずいぶん経ったけど、

私ももうずいぶん生きてるけど、

考えるだけで幸せな気持ちになって、こんなにいつまでも飽きたりなんてしないのは

初めてです。

 

ナサニエルホーソーンにとっての蝶は、私にとっての李徴です。

 

これからもずっとずっと、りっちゃんと二人で幸せに暮らせますように

(あいつも少しはこの生活を気に入ってくれていますように)

 

そのために獣医学科に来たんですしね。